姿を現したGalaxy S23の「頭脳」…クアルコム社のSnapdragon8 2世代公開

アメリカの半導体企業であるクアルコム社がスマホの「頭脳」役割をするアプリケーションプロセッサ(AP)であるSnapdragonの新作を公開した。人工知能(AI)、カメラ、ゲーミングなどの性能全般が改善された中でSAMSUNG電子の次期作であるGalaxy S23シリーズと共に主なスマホに搭載される見込みである。

クアルコム社は15日(現地時間)アメリカのハワイで技術行事である「2022 Snapdragon Summit」を開き次世代モバイルAPの「Snapdragon8 2世代(Gen2)」を公開した。

クアルコム社の首席副社長且つモバイルハンドセット部門の本部長のChris Patrickは「Snapdragon8 Gen2は2023年フラッグシップスマホの市場を大きく革新させるだろう」と言いながら「画期的なAI、優秀な繋がり、高い水準のゲームプレイを提供することで消費者は最も信頼できる機器から向上された全ての経験を楽しめる」と語った。

Snapdragon8 Gen2はクアルコム社の最新型のヘキサゴンプロセッサを搭載することで前代と比べてAIの性能を最大4.35倍上げた。継続的なAI推論でのワットごとに性能は60%に向上されることでクアルコムモバイルプラットフォーム初の革新的なAI精密フォーマットである「INT4」を支援する。

カメラ部門ではクアルコム初の認知的ISP(映像信号処理)を採択した。セマンティック分割を通して写真と映像の品質をリアルタイムで向上させる。セマンティック分割は人工知能でカメラが顔、髪の毛、服、空などを認識して個別的に最適化させる技術である。

イメージセンサーも大幅強化した。ソニーはSnapdragon8 Gen2に合わせて設計された世界初のカッドデジタルオーバーラップHDR技術を搭載したイメージセンサーを公開したことがある。SAMSUNG電子はこの製品に最適化された最初の2億画素のイメージセンサーである「ISOCELL HP3」を公開した。

特に、Snapdragon8 Gen2はゲーミングの性能向上のために最大25%早くなったクアルコム社の新型Adrenoグラフィック処理装置(GPU)と最大40%向上された電力効率性を整ったクアルコム社のKryo中央処理装置(CPU)を適用した。

なお、実際と同じく光、反射及び照明をモバイルゲームで具現化するリアルタイムハードウェア加速「Ray Tracing」を支援して、Unreal Engine5のMeta Humanフレームワークを世界初にモバイル最適化されてもっと実感できるグラフィックと精工な人間キャラクターをゲームで経験できるようにした。

新製品は5G、WIFI、Bluetoothなどで全て優秀な連結を具現化した。クアルコム社の5G AIプロセッサを搭載したSnapdragonX70 5GモデムRFシステムを基にAIを利用して早い5Gアップロードおよびダウンロード速度、カバレッジ、遅延性および電力効率性を提供する。これは5G+5G/4GのDual SIMのDual Activeを支援する最初のSnapdragonプラットフォームで二つの5G SIMの電力と柔軟性を一気に活用できる。

クアルコム社のファストコネクト7800コネクティビティーシステムを支援して最低遅延時間のWIFI7および持続的な没入のためにDual Bluetooth連結を提供する。高帯域の同時マルチリンクはストリーミングおよびゲームの際に途切れのない優秀な連結を支援するWIFI7の性能を提供する。

クアルコム社のSnapdragon8 Gen2には△ASUS ROG△honor△Motorola△ONEPLUS△OPPO△REDMI△SHARP△VIVO△Xiaomiなどのアンドロイド系の主なフラッグシップスマホに搭載される予定である。最初の常用端末は年内に上市される。

SAMSUNG電子が来年の初に上市する予定である新規フラッグシップスマホシリーズの「Galaxy S23」にも搭載される。SAMSUNG電子は8月に上市した最新型の折り畳み式スマホのGalaxy Z Fold4、Flip4にもクアルコム社のSnapdragon8+Gen1を全量採択した。

クアルコム社のAkash Palkhiwala最高財務責任者(CFO)は最近の実績発表で「SMASUNG電子のGalaxy S22で75%だったクアルコム社のSnapdragonの適用比率がS23ではグローバルシェアになる」と明かしたことがある。

 

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